Sさんのお友達のジュエリーリフォーム②

「沢山お持ちの中からジュエリーリフォーム➀➁➂」でご紹介しましたSさんがお友達Hさんから頼まれたと沢山のジュエリーをお持ちになりました。の続編。

今回のジュエリーリフォームは、お母様の形見でもあるK18WG真珠帯留・Pt850エメラルドリング・Pt900ダイヤモンド5個入一文字リングの3点を使ってペンダントを提案し、ラフフデザイン画を描きました。

ジュエリーリフォーム
エメラルドをメレーダイヤモンドで囲みネックチエーンが通るバチカンにし、真珠をまとめて中央にし、一文字リングのダイヤモンド4個を4隅に配置して、もう1個のダイヤモンドでバチカンと真珠をつなぎ、地金の素材をPt900にしました。

ジュエリーリフォーム


ブローチを帯留めにジュエリーリフォーム

サンゴと白蝶貝のブローチ2点2ヶ月前の2月22日事。
東京都にお住いのH様からHP等で貴社のリフォームが、とても思い出を大切にして加工してくださるのだな、と感じまして、お問い合わせしたくメールいたします。という書き出しのお問い合わせメールがインタージェムにありました。

インタージェムでは、お客様がどうされたいのかというご希望やその思いを何とか形にして差し上げようと考えています。このようなメールを頂いて大変光栄に思いました。

メールのやり取りでお母様から譲られた白蝶貝のブローチ(横3.7cm×縦3.2cm)とサンゴのブローチ(横4.8cm×縦1.5cm)を帯留めに加工したいというご希望でした。白蝶貝のブローチは亡くなられたお婆様がお使いだったようです。

カメオブローチに既製品の取り外し可能帯留金具既成品でブローチに取り外し可能帯留金具があるのですが、ブローチの針の長さより既製品の長さが長いこととブローチの縦の幅が狭いの着用したときに表からこの金具が見えてしまいます。
ということでブローチと帯留に通す三分紐の帯締めを送って頂きました。
帯留めに完成送られてきましたブローチの金具に洋銀*と刻印がありましたがシルバーで制作することになりました。
ラフデザインとか三分紐に通した写真や制作途中の写真をメールに添付してお送りしました。
洋銀*:ニッケルと亜鉛の銅合金。銀白色を呈し、体制疲労、耐蝕性に優れ、銀に似た色調や加工性の良いことから銀の代用品として、装身具、眼鏡、洋食器等に使用されている。(出典:社団法人日本ジュエリー協会発行ジュエリー用語事典 編集:川崎 猛)

出来上がりをお送りしましたら下記のメールを頂きました。

インタージェム 佐藤様(社長担当)

お世話になっております。

帯留め、届きました!
画像では拝見していたものの、実物を見てみて、
きっちり丁寧な仕上げで、本当に満足しました。
これで、祖母と母から譲られたブローチを活用することができます。
着用して母に見せに行きたいと思います。
ありがとうございました。

他にも、母から譲り受けた指輪で
レトロなデザインのため活用できずにいるお品もいくつかあって
リフォームを考慮中です。
しばらく先になるとは思いますが、
リフォームの際にはまた貴社にお願いしたいと思っております。
その節はどうぞ宜しくお願いいたします。

可愛いアクセサリーケースもありがとうございました。
とり急ぎ御礼まで。 A・H

喜んでいただけたようで安心しました。


オーストラリアオパールの帯留をオーダーで

オーストラリアオパール帯留

2013年6月22日に富士山が世界遺産登録が決定しました。
からというわけではないのですが。
ラベンダーヒスイの帯留をお作りしたお客様から、オーストラリアオパールで帯留めをオーダーメイドで作って欲しいと依頼されました。
その宝石を見て富士山に似ているなと思い、お客様がお持ちのそのほかの色石を使って朝陽を受けた富士山をイメージしてデザインを考えてみました。
そのほかにお預かりした宝石は、ルビー、ピンクサファイア、グリーントルマリン、パライバトルマリン、それに小さいダイヤモンドです。
ラフデザインに宝石をのせて、緑のグリーントルマリンを樹海に、ブルーのパライバトルマリンを湖に見立ててみました。

オーストラリアオパール帯留

帯にあたる裏面の加工は、ラベンダーヒスイの時と同じに、帯を傷めないような細工にしました


ラベンダーヒスイの帯留をオーダーで

ラベンダーヒスイの帯留

大きなカボションカットのラベンダーヒスイを帯留めに加工して欲しいとオーダーメイドで依頼され、小粒のダイヤを彫留めにして上下に配したデザインにしました。
そして、出来上がってきた帯留めをご覧下さい。
帯留めは、帯締め紐を通すバックルに似た金具をロー付けします。(写真左下)
今回の帯留めの特徴は、帯留めの金具にあります。
帯を傷めないようにする為と安定感を出すために、帯に当たる面を広くとり通常の金具を付けずに右下の写真のようにしました。
側面の細やかな細工が飾りになり特注品であることが分かります。


トルコ石を帯留にオーダーメイド

トルコ石の帯留

だいぶ以前にご主人が海外で奥様の為にお買い求めになった正方形のトルコ石をお持ちになりザインのご相談を受けました。
お客様とお話を伺っていて分かったことは、、お箏をなさっていらっしゃるのでお着物を着られる機会が多いようなのでオーダーメイドで帯留にすることをご提案しました。
素材はK18で作る事にし、デザインはシンプルに心がけて長方形の台の中央にトルコ石を配置して左右の空間に少し太めの金線で唐草模様を入れ西洋的なトルコ石と唐草模様の和を組み合わせました。
上下どらでも使用ができるように唐草模様を上下中央で相対にしました。


リングとカフスをブローチ兼用帯留にジュエリーリフォーム

リングとカフスをブローチ兼用帯留にジュエリーリフォーム

使用しないスモーキークオーツのリングとご主人のカフスを一緒にしてブローチ兼用帯留にジュエリーリフォームのご依頼。
帯留に使用するときに着物を傷めないように宝石の留め方は伏せ込みにしてメレーダイヤで少し豪華さを出しました。