日本の皇室から英王室に贈られたウイスキーボトル


《下の写真にカーソル F4e をあててクリックすると拡大します。》
今上天皇1953年訪英昨日、天皇・皇后両陛下は、イギリス・エリザベス女王の即位60周年を祝う行事に出席の為、英国に向かわれました。

実は、ここに菊のご紋が彫刻された貴重なウイスキーボトルがあります。
それは、日本の皇室から英王室に贈られたウイスキーボトル「Suntory Private Stock Whisky BY APPOINTMENT OF H.I.H CROWN PRINCE AKIHITO」です。

1953年(昭和28年)3月30日にイギリスのエリザベス2世の戴冠式に明仁今上天皇(きんじょうてんのう)当時皇太子が父昭和天皇の名代として参列するために横浜港を出発されました。
カナダ、アメリカを経て4月末にロンドン着、イギリス各地を視察。
6月2日にエリザベス女王2世の戴冠式へ出席されました。

なお、今上天皇の詳しい旅程をお知りになりたい方は、下記の外務省のホームページ、
 外交史料 Q&A 昭和戦後期から、「Question 1953年(昭和28年)に、当時の皇太子がエリザベス女王の戴冠式に出席するため訪英した際の記録を探しています。」 をご覧ください。

その時に皇太子の依頼を受け、特別にブレンドされたウイスキーです。
中身は少し減っていますが未開封。片面に金彩で菊の御紋が彫刻されて、
ラベルには英語で由来が記されている。
「This whisky was espesially blended by order of His Imperial Highnest Crown Prince Akihito from the aged whiskies in the torii vats on the occasion of the coronation of Her Highness Queen Elizabeth II of Great Britain」

ボトルコレクターHP参照:ファンシーボトル/各種記念ボトル⇒皇室

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コメント

  1. Tomozumi Miyasaka より:

    このウイスキーは私のコレクションの中にもあります。個装の箱は開封され、中の包装紙も破れてしまっていますが、ボトルの状態は揮発を防止していたので、液はほぼ100%の状態です。サントリーさんには1本も残っていない、との事でした。どのくらいの価値があるがあるか、ご存知でしたら教えて頂きたく思っています。