南部鉄瓶を再認識


先日テレビを見ていたら南部鉄瓶を中国からの観光客が買いあさっていると言っていました。
どうも、伝統工芸の技術者が少なくなって生産量が限られてきているので作家物等が中国で高く売れる為に投機目的で買っているようです。やれやれなのですが・・・。

我々日本人は消費経済に踊らされてしまったのか、軽くて便利というだけでアルミやステンレス製の調理器具を使い2~3年で使い捨てるというそんな社会になってしまった。

日本文化の素晴らしさを認識していないのか、見失ってしまったのか、良いものを長く大事に使うということを忘れてしまったのだろうか。

テレビでは、南部鉄器の良さを実際に料理を作ってその良さを映像で放映していました。

レトルト食品や外食・コンビニ弁当やデパ地下の総菜売り場と・・・便利さだけを追求して良いものだろうかと考えさせられてしまった。

そういえば、我が家にも私が古い物が好きそうだからと亡き義母から南部鉄瓶を30年以上前に貰っていました。
模様が綺麗だったので使わずに飾っているだけでしたがテレビをみて南部鉄瓶の良さを知り手に取って見てみました。

蓋の裏に生命保険会社が何かの記念に出したようで昭和33年の年号が書かれているではありませんか!
半世紀56年も前に製造されたもので表面は茶色くなっていますが桜の模様が浮き出たもので時間をかけて作られたことが分かります。
中面は磁性酸化被膜が残っていましたので早速お湯を沸かしてお茶を頂きました。
なんかお茶がまろやかな気がいたしました。

そういえば、鉄分不足を解消するには鉄瓶で沸かしたお湯でお茶を飲めば改善されると聞いたことがありました。
南部鉄瓶