出羽三山に詣でてきました


今年も1週間前の5日に、月山神社と湯殿山神社本宮、そして6日は羽黒山出羽(いでは)神社の出羽三山に詣でてきました。

昨年の月山は、突風と雨の中を登った時と違い、晴れた穏やかな天候でした。
9:10頃に8合目の弥陀ヶ原から順調に9合目まで登り、仏生池小屋で小休止をしてから山頂を目指して歩き始めました。

行者返し行者ヶ原を越えて行者返しの急な岩の道も難なく登り、山頂に着いたのが12:00近く、山頂は登山客が昼食を食べていてにぎやかです。

月山神社で講中の無事・無病息災・家内安全・・・のご祈祷をして頂き、頂上小屋付近で初めて黒百合を見ました。

私の世代は黒百合と言えば、松竹映画「君の名は」主題歌「黒百合の歌」を思いだします。歌詞は「 黒百合は 恋の花  愛する人に 捧げれば 二人はいつかは 結びつく・・・」

黒百合昨年、平成元年(1989年)から25年間の出羽三山詣での区切りに初めて湯殿山神社へ山越えをする予定でしたが突風と雨で断念した経緯があり、今年は天候も良いので楽に行けるだろうと安易な気持ちで歩き始めました。

ところが、登ってきた道は木道や石畳で整備されていていますが、湯殿山側は岩がごろごろした所を下りて斜面の雪渓6か所を緊張しながら横切り、獣道のような山道を通って装束場を過ぎるとビルの10階位ある絶壁を細い鉄ハシゴ3つを使って降りてきました。

その鉄ハシゴを降りて少し歩いたら、膝と太ももの筋肉が硬直して歩けなくなりもうだめかと思いました。しかし、湯殿山大鳥居の駐車場で皆が待っているので、歯を食い縛って気力で降りてきました。16:30

楽に行けると思って降りた道が苦行の連続で心身を鍛えなおされた修験の道のりでした。

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