宝飾関連一覧

サファイアのブローチをジュエリーリフォーム


インタージェムでお求め頂いたサファイアブローチを華やかにとご依頼。
プラチナの枠にサファイアとダイヤモンドという配色がシックだったのか、
お歳をめされてもっと華やかなデザインにされたいと思われたようです。

亡くなられたお母様の誕生石がアメジストだったとお聞きしていました。
デザインの中に一色アメジストを加えたデザイン考え、モチーフを濃い
青色の矢車草をイメージして作画し見て頂きました。

与えられた素材を使ってその素材を最大限に引き出すのが私の流儀。
マーキーズとペアシェープのサファイヤを花びらにしました。
大きめのペアシェープダイヤモンドは、メレーを取り巻いて葉っぱにし、
花弁をアメジスト、茎をバゲットカットのダイヤモンドを並べ華やかに、
出来上がりをご覧になったお客様の笑顔を想像してください。

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サファイアブローチ


最高気温4度、おまけに雪


8:00に自宅を出て、東松島市矢本のプレセティア内康さんの
ブライダルフェアに参加してきました。
10:00頃から外は雪が降り始めましたが、11:00開場前から
沢山の幸せカップルがご家族と一緒にご来場頂きました。

インタージェムのコーナーには、パリの雰囲気ラパージュ
Fleurs(フルール)花の名前をリングに冠したコレクション。
Classique(クラシック)パリの粋を織り込んだ繊細なリング。
Cocktail(カクテル)スタイリッシュでアバンギャルドなコレクション。
それと、ローリーロドキン
Classical Collection(クラシカル コレクション)を展示しました。

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ブライダルフェア

16:00に終了して外に出るとまだみぞれが降っていてとても寒い。
18:00に会社に着くと部屋の中は暖かく、先日のジュエリーフェアに飾った生花が咲き誇り外とは違い春のようでした。

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インタージェムは春


本日までインタージェム春のジュエリーフェア2013開催


3月27日はインタージェム創業38年の記念すべき日。
昨日から開催しているインタージェム春のジュエリーフェアに
沢山のお客様の来場いただきました。
心から御礼申し上げます。

本日も、
日本の伝統工芸螺鈿蒔絵をジュエリーに表現した永坂景子先生の作品。
約2180種類もカラーサファイヤを使用したグラデーションジュエリー。
メインストーンに高品質のダイヤモンドを使用してジュエリーの数々。
レアストーン同士を組み合わせたファッションジュエリーの数々。
を是非ご覧いただきたくご来場をお待ちしております。

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インタージェム春のジュエリーフェア2013


ホープダイヤモンド(FMラジオ3出演原稿から)


平成9年(1997)11月、仙台FM放送「ラジオ3」の「宝石の豆知識」に生出演した時に私が書いた原稿の第3弾です。

アナ:今日はどんなお話をしてくださるのですか

佐藤:宝石にまつわるエピソードは多いのですが、その中でも呪われた宝石と言われるホープダイヤモンドについてお話しましょう。

アナ:美しいものに対する人間のあくなき欲望が多くのエピソードを生むのでしょうね。

佐藤:そうですね、アメリカのワシントンDCにあるスミソニアン博物館に
展示してある45.52カラットのグレートブルーのホープダイヤモンドが持ち主に不幸をもたらすと言われています。

アナ:怖いですね、どんな経歴をたどったダイヤモンドですか。

佐藤:このダイヤモンドは、インドのラーマ・シーターという神の像に抱かれていた112カラットの石を17世紀、フランスの探検家タベルニエが持ち帰り、国王ルイ14世に売り払ったことからこのエピソードが始まるのです。

アナ:探検家タベルニエと国王ルイ14世は、その後どうなりましたか。

佐藤:神の宝石を盗んだタベルニエは、インドで残虐極まる死を迎え、ルイ14世は1度身に付けただけで亡くなります。
それを受け継いだルイ16世はマリーアントワネットに預け、マリーアントワネットは、友人のランバル王女に貸したんです。

アナ:その二人は、フランス革命で非業の死をとげましたよね。

佐藤:その通りです。やがてこのダイヤモンドは、フランス国有倉庫から何者かによって盗み出されました。
45.52カラットにカットされて1830年にロンドンの競売にかけられたのをヘンリー・フイリップ・ホープという銀行家が18,000ポンド*で買上げたのです。
*注釈:現在(2013年3月)1ポンドは、約144円
1830年代の1ポンドは現代に換算すると約20,000円の価値で約138倍
18,000ポンド×144円×138倍=約3億5770万円

アナ:それでホープダイヤモンドというのですね。
その後どうなったのですか?

佐藤:やがてホープ家は没落し、ロシアの王子が手に入れたのですが、その夜のうちに愛人の踊り子を撃ち殺したと言われています。

アナ:そうですか、実際は、どうだったんですか?

佐藤:エピソードをたどっていけば、正に「呪われたダイヤモンド」なのですが、探検家タベニエルは、このダイヤモンドを盗んだのではなくコールルーン川の支流で発見したんです。

アナ:インドで残虐極まる死となっていますよね。

佐藤:彼は、84歳まで生存し、風邪をこじらせてモスクワで死にました。
ルイ14世も長命で1669年にブルーダイヤモンドを手に入れてから46年間も生きています。
また、ホープ家では1830年に買ってから1908年まで所有しており、その後、宝石商のピエール・カルティエ、ワシントン・ポストのオーナーであるエドワード・B・マクリン、アメリカの有名なハリー・ウインストンを経てスミソニアン研究所に寄贈されました。

アナ:宝石にまつわるお話って面白いですね。

当時のままの原稿です、現状と違う記述があるかもしれません。
尚、だいぶ前に調べたもので出典を明示できません。
以上の2点ご了承下さい。

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ホープダイヤモンド


ジュエリーにはその人のストーリーがある


歳の頃50歳をチョット過ぎたくらいであろうか品の良いご婦人が訪れ、
バッグからペンダントにしたいとメキシコオパールのリングを取り出した。

カタログから気に入ったデザインのペンダント枠を選んで頂き、
見積もりをお出しして価格も納得してほぼ決まりかけた。

このリングを求めた時のお話をお聞きしながらメキシコオパールのサイズや
リングの刻印など必要事項をお預かり書に書いていた。

銀座のT店でご主人が茶封筒から現金を出して買ってくれた婚約指輪だと・・・
予算オーバーで結婚指輪を買えなかったこと・・・
その後、仙台に転勤してきてインタージェムで2回サイズ直しをしたこと・・・
けれど指の関節が太くなりペンダントに変えることにやっと決心したこと・・・
婚約指輪だけれど、着けれないのならとご主人が快諾してくれたこと・・・

お話を聞いていて、このリングのデザインを変えてはいけない、
お二人の思いを大切にするお手伝いをしたいと思った。
幸い、手作りで丁寧な作りのリングだったからその提案をする。
話をして良かったとお帰りになった。

小学校3年から6年生まで同級生の友人が宝飾の職人をしている。
『よっち』、『郁さん』という間柄でいつも無理なお願いをしている。

出来上がったペンダント枠を見て驚いた、リングの腕を切っただけじゃない!
肌につく背面部分が痛くないように加工してあるではないか、凄い職人魂だ。
到底無理な工賃で頼んでいるにもかかわらずである。
おかげで、当初のカタログ見積もり以下で良いものが出来上がった。

東京へ送ってメキシコオパールの石留とリングにあった刻印Pt900と石目、
結婚記念日とイニシャルの刻印を依頼して出来上がってきて本日納品した。

イメージを変えることなく思い出のリングをペンダントにできたことに
とても感謝をされ大変喜ばれた。

ジュエラーとしてまた一つ心に残る仕事ができたと嬉しかった。

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ジュエリーリフォーム



PEUGEOT203/403のボンネット オーナメント


インタージェムのブライダルコーナーは、白を基調にしたパリの雰囲気。
結婚指輪LAPAGE「カクテルコレクション」のショーケースにボンネット オーナメントのフランス車PEUGEOT403(1955 – 1956)を飾っている。

LAPAGE「カクテルコレクション」のキーワード、
「モダン・スタイリッシュ・アバンギャルド・クール・シャープ」
PEUGEOT403はピッタリなのだ。

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PEUGEOT203/403ボンネット オーナメント   《写真:趣味で集めているボンネット オーナメント》

TVシリーズ「コロンボ」で刑事コロンボの愛車が幌付きのPEUGEOT403cabrioletであることはご存知でしたか。

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PEUGEOT203/403           写真はWikipediaより


ジュエリー用語事典は凄い


昨日、東京のF社のS氏から電話があり営業の電話かと思ったが違っていた。
話の内容は、オーストラリアのリングサイズは英国と同じだと思うがZ+1というサイズは米国サイズで何番になるかという問い合わせだった。
F社とは取引もなく、どうして仙台市のインタージェムに電話をくれたのかわからないが、思い当たる資料があるので調べてお知らせすることにした。

その思い当たる資料とは、オーナーズノートでも紹介したジュエリー協会が発行している「ジュエリー用語事典」である。
ジュエリー用語事典巻末の付録に各国のリングサイズの「英国を基準にした各国のサイズ」表が載っていて、Z+1は米国サイズの近似値13.0とあった。

S氏に米国サイズを知らせ、社団法人日本ジュエリー協会発行「ジュエリー用語事典 編集:川崎 猛」から調べたことを話し、絶対一冊は必携であり冊数も残り少ないことをお伝えした。

各国のサイズリングのページ


念願であったジュエリーコーディネーターの為の


「求人インフォメーション」が、一般社団法人日本ジュエリー協会(JJA)のHP内のリニューアルした「ジュエリーコーディネーター」ページに18日からUPされた。

ジュエリーコーディネーター資格制度は、1997年11月に初めて3級検定試験が実施されJJAが認定している資格制度である。
JJA会員企業がジュエリーコーディネーター資格登録者への求人ができれば双方にとって有意義なことであり画期的なことである。

UPしたばかりで認知はまだまだであるが、このことによって一店舗に最低1名のジュエリーコーディネーターが消費者との間に信頼を得られれば宝石業界の活性化に期待できるだろう。

仙台の宝石店、「宝石プロフェッショナル・インタージェム」のHP


懐かしい!デザイン (2)


インタージェムからお買い上げ頂いた懐かしい!デザイン(1)の続編。
写真左のネックレスは、オーストラリア オパールの中に虹色に輝く光を見て、希望とか夢を表現しようとデザインしました。
プラチナのネックレスのデザインが、30年前を思い出して懐かしい!

写真右のペンダントは、当時としては珍しい彫刻されたオニキスを見たときに天空から降り注ぐ流れ星のイメージが湧いてきてデザインしました。
斬新なデザインで、いまでも色褪せていないと思いませんか?(自画自賛)

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懐かしい!デザイン (2)

仙台の宝石店、「宝石プロフェッショナル・インタージェム」のHP