表題のお話の前に。
今朝目が覚めたら外は雪、落葉樹の枝に雪が降り積もりとてもきれいでした。
昨日、社団法人日本ジュエリー協会(JJA)主催のジュエリーコーディネーター3級試験を東京御茶ノ水にある明治大学 リバティータワーの試験会場で受けてきました。ジュエリーコーディネーター3級を受ける事を友達に話すと、『今更なんでジュエリーコーディネーター3級なの、米国宝石学会(GIA)のGG資格と英国宝石学協会FGA資格を持っていて、30年以上小売店を経営しているのにジュエリーコーディネーター3級は必要ないんじゃないですか。』と言われてしまいました。
そのとおりで私は、22歳から沖縄の宝石店で2年間宝石のイロハを教わり、渡米してGIAで宝石学を学んで27歳で会社を始めてました。宝石にたずさわって今日まで37年になります。今更かも知れませんがJJAの理事になって、これからの宝石業界を担うジュエリーコーディネーターの認知度と資格保持者のステータスをいかに上げていくかを話し合っているのに、ジュエリーコーディネーター3級の試験がどれだけのものか知らないのもおかしいかな、と思ったのです。
ジュエリーコーディネーター3級試験は、今までの経験から何とかなるだろうと勉強もしないでいましたが、数日前に過去の問題集を読んで唖然としました。甘い考えで生半可な勉強では受からないかもしれないと思い、ウィークポイントのマーケティング論やジュエリーの歴史を集中的に勉強しました。
12:30に試験会場到着。13:30受付開始。14:00から説明。14:30から16:30まで試験。35年ぶりの受験に緊張。生まれて初めてのマークシート解答用紙に戸惑いながら慎重に問題を読んで解答していきました。開始40分ごろから退室する受験生が出はじめて若干焦りましたが16:30までじっくり時間を掛けて『終了します。』と言われた時には心地よい疲労感と達成感が体中をめぐっているようでした。 発表は4月27日になります。
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