特別展『円山応挙』を見て来ました


昨日東京に出張。今朝東京駅9:24発のやまびこ48に乗って福島で途中下車、福島県立美術館で11月3日~12月14日まで開催の特別展『円山応挙』(画像の確認)を見て来ました。以前NHKテレビの日曜美術館で大阪で開催されている応挙展を放映していたのを見ました。大阪には行けないのでインターネットで検索したら福島県立美術館で開催される事を知りやっと時間を作って見て来ました。

『架空の生物である龍、この世のものでない幽霊、当時は見ることのできなかった虎・・・・・。こうしたモチーフを描きながら、円山応挙は、なぜ<写生派の祖>と位置づけられるのでしょうか?応挙にとって「写生」とは何であったか、彼が写そうとしたのは一体何であったか。みなさんとそれを解明していこうというのが、この展覧会です。』― パンフレットより ―

私が驚いたのは、「雪松図」は墨と地の白だけで松に積もった雪を表現していることと、「雨竹風竹図」は竹の葉の陰影によって、雨や風を見るものに意識させる描きかたをしていること。ただただ感嘆。大乗寺の襖絵はこの特別展が終了したら、保管庫に入れてしまうので大乗寺に行っても本物は見れなくなりますし、これだけの数の応挙作品をみる機会はないと思います。お時間のある方は是非この機会に見られたほうが良いと思います。福島県立美術館の後は、江戸東京博物館(2004年2月3日~3月21日)です

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コメント

  1. はじめまして。
    「円山応挙 雨竹風竹図」のキーワードにて検索し、訪問させていただきました。
    現在、弊社では尾形光琳の「群鶴図屏風」をモチーフに金箔砂子石版画にて江戸前期の装飾美を今に再現した「末広鶴」、また京都・瑞巌山圓光寺原画所蔵(重要文化財)の円山応挙「雨竹風竹図」を三彩版にて制作致しました作品も限定販売致しております。興味をおもちになられた際はぜひ、お立寄りくださり、ゆっくりご覧くださいませ。

  2. オーナー より:

    コメントありがとうございます。
    円山応挙「雨竹風竹図」売れると良いですね。