仙台発祥、三居沢水力発電所


仙台市川内の東北大学近くに用事があり、30分ほど時間が空いたので三居沢発電所を見てきました。

三居沢発電所は、仙台駅前から西に車で15分位の三居沢にあり、全国でもまれな市街地にある水力発電所です。明治21年(1888年)に日本初の水力発電所として東北で初めて電気の点燈に成功し、日本で最も古い水力発電所として現在でも現役で発電を続けています。

写真左上の円柱の建物は、1988年に水力発電発祥の地100年を記念して建てられた三居沢発電所の歴史博物館(三居沢電気百年館)です。開館は月曜を除いて10:00~16:00まです。
右上の滝は、発電所の直ぐ近くの三居沢不動尊の裏手にあります。冬になると凍った滝が新聞に必ず載ります。
中央の写真は、左に写っているのが山の上から一気に水を落とす長さ45mの水圧鉄管と右に明治33年当時に水を流していたずい道(トンネル)の出口が写っています。
下の建物の写真は、明治41年に建てられた発電機が納められている木造平屋建の建物です。この建物は、平成11年(1999年)8月にに、国の有形重要文化財に指定されています。

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