映画「大いなる陰謀」を見てきました


パンフレット 昨夜、久しぶりにMOVIX仙台に行き20:40からのレイトショー、ロバート・レッドフォード監督作品「大いなる陰謀(LIONS FOR LAMBS)」を見てきました。題名は、ダスティン・ホフマンと共演したウォーターゲート事件の真相を暴いた「大統領の陰謀(All the President’s Men)」を意識して邦題を付けたのでしょうが、この邦題からでは映画で何を云わんとしているのか分からない。原題「LIONS FOR LAMBS」の意味は、第一次世界大戦のソンム川の攻防で多くの勇敢なイギリスの新兵が戦死したことについてドイツ帝国の将軍達の会話の『無能な指揮官(羊)に率いられる勇敢な兵士(ライオン)』からきている。・・・話は、ワシントンD.Cの若き上院議員のオフィス、カリフォルニア大学の教授の部屋、アフガニスタンの戦場が同時進行で進んでいくドラマです。この映画は、平和な国で暮らす人々が、この瞬間でも何処かの国で戦闘状態が続いているという事実を1人1人が自覚して認識した時に世界が変わると訴えているのか・・・・。
そしてこの映画を見て思うことは、物事の真実は裏側に潜んでいて都合の良いことだけが表にあらわれる政治の世界、政府の発表の裏を取らないで報道するジャーナリスト、どこかの国と同じかと思ってしまいます。
実を言うと映画館に行く前は、もっとアクション場面の多い、スリルとサスペンスに満ちた娯楽作品とばかり思って気楽に見に入ったのでしたが、意に反して考えさせられる内容の映画でした。

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コメント

  1. rosetea より:

    こんばんは。私もこの映画を見てきました。私も大いに考えさせられました。

  2. トムクルーズに会いに

     トムクルーズを見るために、映画『大いなる陰謀』を見に行ってきました。
    競演者がロバート・レッドフォード、メリル・ストリープというだ…

  3. rosetea さん、コメントありがとうございます。
    娯楽作品でなかったという期待はずれはありましたが、
    見てよかった思います。