インタージェムジュエリー講座


先週、インタージェムでジュエリー講座を開きました。
11日 1回目 13:00~14:00 2回目18:00~19:00 
12日 13:00~14:00 の3回開講しました。

私が受け持ったのは、
〇 誕生石について
・ 現在の誕生石は誰が決めたのか?
  1912年にアメリカ宝石組合によって定められたのが基準。
  1958年に全国宝石組合が定め、3月サンゴ・5月ヒスイを足す。
・ 誕生石の二通りの着用方法について知っています?
・ 誕生石が着用されたのいつごろから始まったのか?
・ 誕生石の由来について知っていますか?

〇 支倉常長の肖像画で左手に着けている指輪の宝石は何か?
・ 仙台市博物館に展示されている肖像画から資料を推測したお話。
  
社長の講義は、選んだ色や宝石からその人の深層心理を面白おかしく説明して大うけで講義を受けられた皆さんとても楽しまれました。

 参考
   ⓵ 「誕生石の由来」(FMラジオ3出演原稿から)
   ⓶ ジュエリーコーディネーター誌55号が出来ました。

ホープダイヤモンド(FMラジオ3出演原稿から)


平成9年(1997)11月、仙台FM放送「ラジオ3」の「宝石の豆知識」に生出演した時に私が書いた原稿の第3弾です。

アナ:今日はどんなお話をしてくださるのですか

佐藤:宝石にまつわるエピソードは多いのですが、その中でも呪われた宝石と言われるホープダイヤモンドについてお話しましょう。

アナ:美しいものに対する人間のあくなき欲望が多くのエピソードを生むのでしょうね。

佐藤:そうですね、アメリカのワシントンDCにあるスミソニアン博物館に
展示してある45.52カラットのグレートブルーのホープダイヤモンドが持ち主に不幸をもたらすと言われています。

アナ:怖いですね、どんな経歴をたどったダイヤモンドですか。

佐藤:このダイヤモンドは、インドのラーマ・シーターという神の像に抱かれていた112カラットの石を17世紀、フランスの探検家タベルニエが持ち帰り、国王ルイ14世に売り払ったことからこのエピソードが始まるのです。

アナ:探検家タベルニエと国王ルイ14世は、その後どうなりましたか。

佐藤:神の宝石を盗んだタベルニエは、インドで残虐極まる死を迎え、ルイ14世は1度身に付けただけで亡くなります。
それを受け継いだルイ16世はマリーアントワネットに預け、マリーアントワネットは、友人のランバル王女に貸したんです。

アナ:その二人は、フランス革命で非業の死をとげましたよね。

佐藤:その通りです。やがてこのダイヤモンドは、フランス国有倉庫から何者かによって盗み出されました。
45.52カラットにカットされて1830年にロンドンの競売にかけられたのをヘンリー・フイリップ・ホープという銀行家が18,000ポンド*で買上げたのです。
*注釈:現在(2013年3月)1ポンドは、約144円
1830年代の1ポンドは現代に換算すると約20,000円の価値で約138倍
18,000ポンド×144円×138倍=約3億5770万円

アナ:それでホープダイヤモンドというのですね。
その後どうなったのですか?

佐藤:やがてホープ家は没落し、ロシアの王子が手に入れたのですが、その夜のうちに愛人の踊り子を撃ち殺したと言われています。

アナ:そうですか、実際は、どうだったんですか?

佐藤:エピソードをたどっていけば、正に「呪われたダイヤモンド」なのですが、探検家タベニエルは、このダイヤモンドを盗んだのではなくコールルーン川の支流で発見したんです。

アナ:インドで残虐極まる死となっていますよね。

佐藤:彼は、84歳まで生存し、風邪をこじらせてモスクワで死にました。
ルイ14世も長命で1669年にブルーダイヤモンドを手に入れてから46年間も生きています。
また、ホープ家では1830年に買ってから1908年まで所有しており、その後、宝石商のピエール・カルティエ、ワシントン・ポストのオーナーであるエドワード・B・マクリン、アメリカの有名なハリー・ウインストンを経てスミソニアン研究所に寄贈されました。

アナ:宝石にまつわるお話って面白いですね。

当時のままの原稿です、現状と違う記述があるかもしれません。
尚、だいぶ前に調べたもので出典を明示できません。
以上の2点ご了承下さい。

《下の写真にカーソル F4e をあててクリックすると拡大します。》
ホープダイヤモンド

アンティークジュエリーについて


《下の写真にカーソル F4e をあててクリックすると拡大します。》
antique jewelryインタージェムが11月11日・12日に開催する秋のジュエリーフェア2012にアンティークジュエリーが出品されます。

アンティークジュエリーをご覧になるのが初めての方に簡単な予備知識をお教えしますね。

商品としてのアンティークジュエリーとは、ほぼ1800年から1920年代までに作られたジュエリーをいいます。
英国では制作後100年以上時を経たもののみです。

アンティークジュエリーが現代のジュエリーと異なる点は、制作に費やされた時間と手間が根本的に違うため、出来上がったジュエリーの完成度が高く繊細にしてエレガントで軽いジュエリーが多いです。

デザインは、抽象なのは少なく具象か具象をひねったジュエリーが主で、使われている素材や技術には、現代では全く消えてしまったものがあります。

それぞれのジュエリーには、デザイン・素材に「ストーリー」があります。
同じジュエリーは、まず絶対にないので買い逃したら同じものは無いかも。

    

仙台の宝石店、「宝石プロフェッショナル・インタージェム」のHP

ジュエリーコーディネーター誌55号が出来ました。


19日に印刷されたばかりの12月20日発行一般社団法人日本ジュエリー協会認定ジュエリーコーディネーターの為の「ジュエリーコーディネーター誌55号」が届きました。

山口遼氏執筆の「近世ジュエリー史」が53号で完結し、前号はジュエリーコーディネーターにとって永久保存版となるべく、6ページにわたる「近世ジュエリー史年表」に力を注いだため発行が10月5日でした。

55号の誌面内容については、9月に入ってすぐに取り掛かりはじめ、取材等をして11月1日に全体の台割が決まりました。
執筆者の連載原稿や取材原稿等が出来、それらの校正を何度も繰り返し、12月8日に念校(印刷で校了の直前に、もう一度念のため行う校正)でした。
再度の校正の結果、15日に印刷へ回して19日に刷り上がり、発送業者に渡して封入・宛名貼りという手順でした。

露木 宏氏(日本宝飾クラフト学院理事長)執筆の連載「近世日本の宝飾文化史」で伊達政宗、支倉常長の装飾について紹介されています。
支倉常長の肖像画に描かれている指輪の宝石は、ルビーとかガーネットという説があり実際は何の宝石か仙台市博物館に行って調べて欲しいと露木先生から依頼を受けました。
仙台市博物館は地元。何度か訪れているのですぐに出向き、学芸員のSさんにお会いして何の宝石かお伺いしたところ専門ではないという事でした。
それではと、展示場の肖像画の前に行ってガラス越しに凝視すると、描かれている指輪の宝石の色は薄いブルーです。
隣にいた中年の女性にもお聞きするとやはり薄いブルーというこたえでした。

同業のクリスチャンの方にお聞きすると、聖母讃美唱歌のひとつ 「典礼聖歌407番」の歌詞に「マリア様の心 それは サファイア」とありサファイアが聖母マリアを意味する宝石とされているという事でした。
サファイアが邪気を祓い、誠実で慈愛に満ちた心を育む宝石として崇拝されている歴史とも関係があるのではないかと言ってました。

その事から、私の推測でしかありませんが、慶長遣欧使節として支倉常長が1615年にスペインで洗礼を受けたころには、セイロン(現スリランカ)産のサファイアがスペインにも入っていたとおもわれるので、支倉常長の左手の薬指の指輪の宝石はサファイアではなかろうかと思うのです。

毎号22ページのジュエリーコーディネーター誌が発行されるまでに多くの方のご協力があって出来上がります。今回も身近の仙台市博物館学芸員のSさんをはじめ皆様にお世話になりました。ありがとうございます。

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希少で貴重で美しい天然真珠について[2]


天然真珠は、養殖真珠とは全くの別物です。
日本で1905年に真円真珠の養殖が成功したことにより、真珠に核を入れて大量に同一な真珠の生産が可能になりました。それでは、天然真珠の魅力とは何でしょう。

世界で一番採れない宝石、すなわち希少性です。
人間の手が一切加わっていないゆえの美しさ、まさに自然美です。
人類が最初に出逢った宝石、それは悠久の歴史です。

それでは、アメリカ産天然淡水真珠(フェザーパール)に続いて天然真珠アバロンパールについてその魅力をお話ししましょう。

アバロンパール
アワビ貝からとれる天然真珠のことです。
アバロンパールの最大の魅力、それはアワビ貝の持つレインボーカラーがそのまま真珠になることです。しかし、採取された全てが神秘的な深いレインボーカラーを持つわけではありません。宝石としての価値あるものは100万個に一つ程度と、とても希です。

またアワビは、海底を動き回るために出来る真珠は平たいものや、真珠の生み出される貝の場所による為なのか角のような形になるものが多く、丸い物はほとんど見られません。
100種類以上のアワビの中でも、真珠を生み出すことができるのはわずかに数種類のうえ、出現率は数十万に一つと少ないのです。
それに、宝飾用として採取できる大きさに成長するには約10年もの歳月を要する大変希少性の高い真珠です。
アバロンパールを最大限に引き立たせたペンダントをご覧ください。

アワビ貝からとれる天然真珠

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希少で貴重で美しい天然真珠について[1]


最近、天然真珠(Natural Pearl)のジュエリーを目にする機会が多く、その美しさに魅了されています。

天然真珠は産出が稀で美しい光沢に富むため、世界各地で古くから宝石として珍重されていました。中国では紀元前2300年頃、ペルシャで紀元前7世紀頃、ローマでは紀元前3世紀頃から真珠が宝飾として用いられていたという記録が残っています。日本においても日本書紀や古事記、万葉集にすでにその記述があります。(出典:Wikipedia)

天然真珠は、他の宝石と違いカットや研磨など人の手が加わらない最初から輝ける宝石として偶発的に誕生しました。
天然真珠は自然が創りだす唯一無二の価値ある宝石です。

アメリカ産天然淡水真珠
アメリカ、ミシシッピー川に棲息する貝から採取される天然淡水真珠は、一般的な他の真珠と異なり、貝の蝶番部分で育ちます。
そのため採取された天然真珠には、形が羽状をしていることが多く“フェザーパール”や“ウイングパール”と呼ばれる、非常にユニークな形の真珠があります。
色調は白、ピンク、ゴールドまたは複数色が混在した虹色のものもあり、ジュエリーとして使用できるサイズ16㎜~17㎜になるまで7~8年かかります。
羽のようなアメリカ産天然淡水真珠
天然真珠の美しさはまさに神授です。と駄洒落てみました。座布団の代わりに下のバナー2つをクリックして頂けるとランキングがUPしますのでお願いできますか?ありがとうございます。
    
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キンバリー・プロセス と システム・オブ・ワランティー


紛争地ダイヤモンド(Conflict diamonds)という言葉を聞いたことがありますか、戦争で経済状態などが悪化している地域、とくに中央および西部アフリカでの紛争の資金源とするために違法に取引されているダイヤモンドを言います。

アフリカのシエラレオネ共和国での内戦(1991-2000年)を舞台に紛争地ダイヤモンドをテーマにした2006年制作のアメリカ映画『ブラッド・ダイヤモンド』 (Blood Diamond) は、ご記憶の方もいらっしゃると思います。

1990年代後半、紛争地ダイヤモンドの比率が世界のダイヤモンド産出高のおよそ約4%を占めていたと推測されています。現在、紛争地ダイヤモンドの比率は大幅に少なくなり、1%未満になっています。

それは、2000年6月、全世界のダイヤモンド業界が紛争地ダイヤモンドに対する「ゼロ・トレランス(ひとつの紛争地ダイヤモンドも許さない)」方針を国際社会に発表し、国連、各国政府、ならびにGlobal WitnessやPartnership Africa Canadaといった非政府組織と密接に連携し、キンバリー・プロセス証明制度を発足させました。

2003年、ダイヤモンド原石を輸出入する際、密封された容器に入れ、ダイヤモンドが紛争と関係のない地域から供給されていることを示す、識別番号付の付いた政府認証の証明書を添付することを参加各国の政府に義務付ける「キンバリー・プロセス」と呼ばれる協定が策定されました。

現在では、71の政府がキンバリー・プロセス証明制度を法律に採択しており、当然日本もこのキンバリー・プロセスに参加しています。

製造・小売においてもダイヤモンドが紛争と関係のない地域で採掘されたことを消費者に保証するために、全てのキンバリー・プロセス参加国によって保証されたこのシステムにもとづき、原石および研磨処理済みのダイヤモンドを売買する場合は、下記の宣誓文をインボイス(納品書)に記載する必要があります。この制度をシステム・オブ・ワランティーといいます。

「このインボイスに記載されるダイヤモンドは、国際連合決議を遵守し紛争への資金提供に関与しない供給先より購入されたものです。ダイヤモンドの販売業者として、当方が承知している限り、且つまた、供給者からの書面による保証により、これらのダイヤモンドが紛争に関係のないことを保証します。」

出典DiamondFacts.org(Japanese)

下記の画像は、インタージェムが仕入れたダイヤモンドの納品書です。ご覧のようにシステム・オブ・ワランティー制度が遵守されています。

このようなに、インタージェムが取り扱うダイヤモンドは、紛争地域以外から採掘されたダイヤモンド、すなわち紛争地フリーダイヤモンド(Conflict-free diamonds)です。

システム・オブ・ワランティー

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「誕生石の由来」(FMラジオ3出演原稿から)


誕生石 10年前に地域のFM放送「ラジオ3」で宝石の豆知識を生放送した時の私が書いた原稿の第2弾。

1998年3月4日ON AIR
:誕生石の由来についてご存知ですか。
アナウンサー(以下アナ)いいえ、知りません。教えていただけますか。
:誕生石の由来については諸説があって定かではないのですが、色々調べてみるとその起源は古く、紀元前1世紀のユダヤの歴史家ジョセファスの記録にさかのぼります。誕生石の由来が聖書にある12基石、イスラエルの12部族、12天使、天体12宮によるとか、ユダヤ教のブレスとプレートがその源であるとか色々いわれています。

アナユダヤ教のブレストプレートって何ですか。
:旧約聖書出エジプト記の28章17に「大祭司は胸当てをつける。胸当てにも12部族の名前を記した12の宝石が飾られる。」と書かれています。この胸当てをブレストプレートといいます。これはユダヤ教最初の祭司長であったアーロンの胸当てに始まったと伝えられています。

アナそうですか、歴史があるんですね。
:いずれにしても、年代を経て色々の迷信伝説などが組み合わされて、誕生石の風習が生まれたのだと思います。

アナ誕生石の着用はいつごろから始まったのですか。
:誕生石が実際に着用され始めてのは18世紀頃にユダヤ人の間で始まったとされています。ところで誕生石の着用の方法に2通りありますがお分かりですか。

アナ私は7月生まれなのでルビーを着けていますが。
:そうですね。着用者の誕生月に当たる宝石を常時愛用する方法とその月に相当する誕生石を毎月取り替えて着用する方法がありますが、現在はもっぱら前者の方が一般化しています。

アナ現在の誕生石は誰が決めたのですか。
:1912年(大正元年)にアメリカ宝石組合によって定められたものが基準になっています。
1月 ガーネット、2月 アメシスト、3月 ブラッドストーン又はアクアマリーン、4月 ダイヤモンド、5月 エメラルド、6月 真珠又はムーンストーン、7月 ルビー、8月 サードオニキス又はペリドット、9月 サファイア、10月 オパール又はトルマリン、11月 トパーズ、12月 トルコ石又はラピス ラズリとなっています。

アナ日本の誕生石は、アメリカと同じなのですか。
:日本では、1958年(昭和33年)に全国宝石組合が日本人の好みを取り入れて3月に珊瑚、5月にヒスイを加えて定めました。現在ではこれが一般的になっています。

アナ今日は誕生石の由来についてお聞きしました。ありがとうございました。

当時のままの原稿です、現状と違う記述があります。
尚、だいぶ前に調べたもので出典を明示できません。
以上の2点ご了承下さい。




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「指輪の起源」と「婚約指輪」(FMラジオ3出演原稿から)


インタージェムでは、5月に3回のコースで宝石教室を開くことにしました。
そこで色々過去に調べたり勉強したりしたノート等を出してみていましたら、地域のFM放送「ラジオ3」で10年前に宝石の豆知識を生放送した時の私が書いた原稿が出てきました。
中々面白いので時々このブログで紹介していこうと思います。

1998年5月6日ON AIR
アナウンサー(以下アナ)5月、6月はブライダルシーズンですけれで、何時頃から婚約指輪を贈る習慣になったんでしょか。
:そうですね、婚約指輪のお話をする前に指輪の起源についてお話ししてからにしましょう。
アナ指輪の起源って?誰がどんな目的で考えたのでしょうね。
:指輪の起源は人類の歴史と同じぐらい古いんです。古代人にとって初めも終わりも無い円、輪、環という形には、不思議な力があると信じられていたんです。
アナ:そうですか。
:世界の多くの場所で発掘される古代遺跡から必ず指輪が発見されています。トロイでは金の指輪、アフリカでは象牙の指輪、イタリアでは鉄製の指輪というように出土しています。古代人にとって指輪は不思議な力を持つお守りだったのかも知れませんね。
アナ愛のシンボルとして指輪が使われ始めたのは何時頃からなのですか?
:ローマ時代のプリトン人が結婚後、自分の妻に保護していく証として指輪を贈ったと言われ、こうして習慣化されたんです。
アナ左手の薬指は愛情や結婚の為の指と考えたのは何時頃なんでしょう。
:これはエジプト人が早くから決めたものでローマ人やギリシャ人がこれに従ってそうです。エジプトでは、愛情の血管は左手の薬指から心臓に通じていて、誓いは先ずこの左手の薬指を相手に向けて触れることから始まり指輪をはめることによって完了したそうです。
アナロマンチックですね。
:宝石が指輪に使用されるようになったのは、エジプト、ローマ、ギリシャ時代になってからなんです、産出量も少なく大変高価で使える人は限られていました。
特にダイヤモンドは紀元前600年位にインドで最初に採掘されてヒンズー民族との交易を通してのみ地中海沿岸の文化圏にもたらされたので王侯貴族や回教徒の君主しか手に入りませんでした。
アナそう考えると今の人は幸せですね。
:では、歴史上最初に記録されたダイヤモンド婚約指輪のお話をしましょう。
アナ何時なんですか、興味があります。
:1477年8月18日、ドイツ皇帝フレデリック三世の子アークデューク・マキシミリアンがブルボン王国の王女マリーとゲント宮殿内の礼拝堂で結婚した前日の婚約式の席上でマキシミリアンはマリー王女にダイヤモンドの婚約指輪と金の指輪を贈ったとあります。
アナ500年以上前なんですね、日本では何時頃からダイヤモンド婚約指輪を贈るようになったのでしょうか。
:西洋式の指輪が輸入されるようになったのは明治の初めですから130年位前になりますが、1966年にダイヤモンドシンジケートのデ・ビアス社が婚約指輪にダイヤモンドを贈ろうというマーケティング活動をしてから一般的になりました。
ジュエリーを身につけることによって心が安らぎ女性が美しくなっていくことはいいですね。

当時のままの原稿です、現状と違う記述があります。
尚、だいぶ前に調べたもので出典を明示できません。
以上の2点ご了承下さい。

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ハードプラチナは、何と比べて瑕(キズ)がつきにくいのか?


結婚指輪をお求めにおいで下さるカップルに『ハードプラチナが瑕(キズ)つきにくいと聞いたのでハードプラチナのマリッジリングは有りますか?』と時々質問されます。インタージェムでもプラチナ1000のハードプラチナ製のマリッジリングをあつかっていますが、その商品のパンフレットに【一般のPtジュエリーはビッカース硬度120Hv程度です。160Hv程度まで加工された商品もありますが、〇〇〇1000は平均200Hv前後を保持しています】と書いてあります。

硬度にはモース硬度ビッカース硬度その他にロックウェル硬度、ブリネル硬度、ショア硬度などがあります。モース硬度は引っ掻き硬度、ビッカース硬度は押し込み硬度とも呼ばれています。共に表面に造られた痕跡から硬度を求めますが、両者の間には厳密な相関はありません。
通常の生活でプラチナ製の指輪に瑕がつくのは、押し込み瑕(ビッカーズ硬度)ではなくて引っかき瑕(モース硬度)です。
モース硬度の例は、ダイヤモンド(モース硬度10)、タングステン合金(モース硬度9)、サファイア(モース硬度9)、水晶(モース硬度7)、ステンレスSUS304(モース硬度6)、チタン(モース硬度6)、針(モース硬度5.5~6)、爪(モース硬度2)です。純金/K24(モース硬度2.5) 、純プラチナ/Pt1000(モース硬度2.5)。ビッカース硬度130Hvでモース硬度約3、ビッカース硬度200Hvでモース硬度約4.5といわれています。

表題の「ハードプラチナは、何と比べて瑕がつきにくいか?」について。
結論を言いますと、確かにハードプラチナ製品は他のプラチナ製品に比べると瑕はつきにくいです。しかし、ビッカース硬度200Hvのハードプラチナ製品でもモース硬度約4.5ですから、モース硬度5.5~6の針の先で簡単に瑕がついてしまいます。
ということは、ハードプラチナだから日常の生活で瑕がつかないという事ではありません。注意してほしいのは、砂場や家庭菜園などで土いじりをしたら、砂の中にある石英などは水晶と同じモース硬度7ですから簡単にハードプラチナ製品に瑕がつくということです。
たとえマリッジリングのように毎日着けているジュエリーでも「エレガント」につけてほしいと思います。炊事をするときなどは衛生の面からも外す事をおすすめ致します。

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