旅行記一覧

恒例の出羽三山詣で(2007.7.7)


麓の方を見ると湯殿山神社の真赤な大鳥居が緑の樹海の波間に浮いて神々しくみえます。今年も恒例になった出羽三山に来ました。
湯殿山神社大鳥居

湯殿山神社からバスで出羽神社に向うバスの中から明日(7月8日)登頂する月山が雪渓を抱いて見えています。7月1日の月山山開きから6日まで天気がよくなかったようです。
霊峰月山

出羽神社の表参道の随神門より杉木立の継子坂を下りると祓川(はらいがわ)に掛かる朱塗りの美しい神橋に出ます。昔、三山詣での人々は必ず祓川の清き流れに身を沈め、水垢離をとり登拝の途についたそうです。
祓川と神橋

神橋から右手に懸崖から落ちる須賀の滝を見ることが出来ます。神橋を渡り須賀の滝の下まで来ると水しぶきが顔にあたり清々しく聖域に足を踏み入れた実感がいたします。
須賀の滝

しばらく平らな石畳を歩いて行くと国宝の五重塔が左手の奥に凛とした姿で建っています。ここから2,464段の一の坂、二の坂、三の坂の石段の始まりです。参道の両側は樹齢300年から600年に至る老杉の並木で特別天然記念物に指定されています。
今年も登りました。随神門から二の坂の登りきった所にある茶店でところてんを食べて三神合祭殿のある羽黒山頂まで今までの最短45分で登りきりました。
次回は、月山からの眺望をお届けします。
五重塔と二の坂

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ニューヨーク5日目 ⑥最終章


サーモン・ベーグル

これが、セント・レジスの朝食メニューのサーモン・ベーグル。あまりの美味しさに2日連続で注文してしまいました。

機内のモニター 9月6日(水)、ホテルを10:30に出てジョン・F・ケネディー空港へ。昨夜と打って変って空は飛行日和です。空港でのセキュリティー・チェックは思っていたほど厳しいものではありませんでした。定刻より30分遅れて14:00空港を離陸帰路に着きました。
機内のモニターに映し出されたGPSによる飛行機の位置は日付変更線を超えて日本に向かっています。9月2日から9月7日の4泊6日ニューヨークの旅、お楽しみ頂けましたでしょうか。


ニューヨーク4日目 ⑤-ⅱ


地下鉄で5th Av.に着いてからホテルに買物の荷物を置いてから、コロンバス・サークルに最近出来た全面ガラスの2つのビル、AOLタイムワーナーセンターに言ってきました。表参道ヒルズを明るくした感じ、ちょっと違うかな?

AOLタイムワーナーセンター

ニューヨーク最後の夜は、ジョン・レノンも毎年誕生日をしたというセントラルパークにある素敵なレストランTavern on the Green (Central Park at W. 67th St) で食事をする事にしました。エントランスを入ってステンドグラスが反射してとても綺麗な鏡張りの廊下を通ってアトリウムのようなガラス張りの大広間でシャンパンと白ワインでゴージャスな雰囲気と美味しい料理をいただきました。

Tavern on the Green

前菜は、ロブスターのスープでこれが濃厚な味でロブスターの風味がそこなわれていない美味しい味でした。メインは、蟹をほぐしてハンバーグ風に揚げたコロッケです。これまた美味しい。デザートにプリンを頼み、お腹が一杯になりました。
帰りにブロードウエイを通ってタイムズスクエアーを回ってホテルに帰ってきました。

ロブスターのスープと蟹のコロッケ

つづく


ニューヨーク4日目 ⑤ーⅰ


ニューヨークに着いた2日(土)に行く予定にしていたエンパイア ステート ビルディングは、連休初日で3時間以上の待ち時間が予想されるということなので連休明けの9月5日(火)に変更しました。ガイドブックによると展望台は8:00から上がれるという書いてありましたから、8:40頃にタクシーで着いたら待たずに展望台まですぐ登れました。2階でセキュリティーチェックを受けてエレベーターで86階へそこから102階へのエレベーターに乗り展望台へ、エンパイア ステート ビルディングに着いてから僅か10分位で展望台まで来てしまいました。展望台からの眺望は素晴らしく写真はダウンタウンの方向を写しましたが、2001年9月11日の朝まで建っていた世界貿易センターのツインタワーのあった辺りは間が抜けたように感じ、ニューヨーカーの心に穴が開いた気持ちが良く分かります。

エンパイア ステート ビルディングからの眺望

大理石壁面の絵 エンパイア ステート ビルディングは、1930年に竣工しましたのでいたるところにアールデコのデザインがほどこされています。左写真はエントランスロビーにあるインフォメーション後ろの大理石壁面に描かれたアールデコ調のエンパイヤ ステート ビルディングの絵からも感じ取れると思います。
9:20には1階まで降りてからブロードウエイの34thSt.の地下鉄の駅まで5分ほど歩いてソーホーのプリンスSt.駅に行くつもりが快速電車に乗ってしまい、プリンスSt.駅を通り越して次の駅で降りて普通電車に乗り換えてプリンスSt.駅に着きました。しかしほとんどのお店が11:00からなのでドラッグストアに入ったり、スーパーマーケットに入って時間を潰してからオープンしたお店を見て周りました。
12:00近くに映画「ゴースト ニューヨークの幻」の舞台になったイタリアンレストラン「Mezzogiorno」があり、入って食べる事にしました。有名すぎて混んでいたり味もそこそこかと思ったら、早いお昼のせいか客も少なく、愛想の良いお姉さんが応対してくれてお薦めのパスタとピザを頼みましたが味は思っていたのと大違いでとても美味しかったです。
この辺りは、姉夫婦が住んでいたアパートがプリンスSt.を挟んだ西側のスプリングSt.にあって、1972年にロスアンジェルスのGIAに行く前の3ヶ月ほど居候をきめこんでいいましたから、少しは土地勘があるのです。しかし今と違ってちょうどソーホーが日本で雑誌に取り上げられた頃でしたからブランドショップなどは無く、倉庫のロフトを利用した画廊が出来始めていた時でした。
イタリアンレストラン「Mezzogiorno」を出る頃に雨が降り始めましたから、近くのプリンスSt.駅から地下鉄で5thAv.に戻ってきました。


ニューヨーク3日目 ⑤


リバティー島の「自由の女神像」を見に行く事にして、アメリカの連休最終日なので混みあう事を予想し、ホテルを8:30に出てフェリーの発着場のバッテリーパークまでタクシーで行きました。フェリーに乗る前にセキュリティーチェックがあり、時計、金属製金具のベルトを外し、上着を脱いでバックと一緒にX線を通してから乗船でしたが、さして時間がかかりませんでした。

フェリーからダウンタウンを見る

フェリーに甲板からマンハッタン島を眺めると写真の左から1/4の所に2001年9月11日まで、どのビルディングより高くそびえていた世界貿易センターのツインタワーが今はありません。

自由の女神

イエィ! 摩天楼がだんだん小さくなり、その反対にリバティー島が近づくにしたがって「自由の女神像」の顔がはっきりと見えてきます。アメリカに希望を持って移住してきた人達はこの「自由の女神像」を見てこれからの新天地に夢を馳せた事でしょう。島に上陸して「自由の女神像」の周りを回って写真を撮り、またフェリーに乗ってバッテリーパークに11:30頃に帰ってきました。そうしたらフェリーを待つ人の列が100m以上続いていてゾッとし、早く出て来て良かったと胸をなでおろしました。ミットタウンの5番街まで地下鉄を利用しましたが、昼間のせいか怖い感じがしませんでした。セントパトリック大聖堂を見学してからロックフェラーセンター前の黄金色に輝く像を撮りました。ここは夏はカフェになっていますが冬になるとスケートリンクと共に全米一大きいクリスマスツリーで有名な所です。

ロックフェラーセンター前

夕食は宿泊ホテルのセント・レジスの「アスター コート」で食事をしました。前菜は「Chatam Codfish Cake」鱈(タラ)とアボガド。メインは「Chilled Maine Lobuster」ロブスターとスライスしたたまねぎ、アボガド。メインのロブスターは特に美味しかったです。

セント・レジスの「アスター コート」で食事

22:00にジャズクラブ「バートランド(Birdland ) 」(315 W.44th St. bet. 6th Av. & 9th Av.)に行きましたが、余り有名な演奏家ではなかったようです。

ジャズクラブ「バートランド(Birdland ) 」

昨日は社団法人日本ジュエリー協会(JJA)のHP分科会と調査・広報部会があり東京に日帰り出張でした。明日もJJAの理事会があり東京出張し一泊の予定です。
ニューヨーク紀行記は出張から帰ってきてからニューヨーク最終章をお伝えします。


ニューヨーク2日目 ④


メトロポリタン美術館 朝6:30起床。ホテルでゆっくりと朝食を取り8:30にホテルを出てタクシーでメトロポリタン美術館に10分で着き、9:00開館前に並びました。と言うのも9月の第一月曜日の4日は、アメリカの祝日レイバー・デー(Labor Day)で2日(土)から3連休と4日まで夏休みが重なって、ニューヨークは観光客でどこも人であふれています。メトロポリタン美術館で最初に見に行く所は、19世紀のヨーロッパの絵画・彫刻の展示場です。ロダンの彫刻、ゴッホ、ルノアール、モネ、セザンヌ、ドガなど等、中学校の美術の教科書で見た絵画や彫刻の実物を鑑賞できるからです。
ルイス・C・ティファニーのステンド・グラス、日本の甲冑、中国・朝鮮・日本の磁器、ヨーロッパの絵画、近代美術など12:00頃まで鑑賞してもほんの一部しか見ることが出来ませんでした。

名画の前で写真を撮る
ドガのバレリーナ 上の写真でもお分かりのように特に注意書きが無ければ常設展では、個人用・非営利目的の場合のみ、スチール写真の撮影が許可されています。但し、三脚とフラッシュの使用は出来ません。ですからこのように名画の前で記念撮影が可能なのです。
左の彫刻の写真は、ドガのバレリーナですが、スカートに触れようと手をかざした人(私ではありませんので念の為)がいましたがセンサーが働いて警告音が発せられました。
メトロポリタン美術館を後にしてプラザ合意で有名なプラザホテルで昼食をと思いましたら、全館改装してコンデミニアムになるようです。5番街(5thAv.)に向かうと、通りは写真のように人人・・・・で仙台の七夕のようでした。

5番街(5thAv.)

ペトロシアンPetrossian 夜はミュージカル「マンマ・ミーヤ!」を観る為に早めの食事をペトロシアンPetrossian (182 W. 58th St. at 7th Av.)でシアターメニューからスモークサーモンと鱸(スズキ)のグリル、デザート。それにアラカルトからこのお店の自慢キャビアとシャンパンを頼みました。スモーク・サーモンとキャビアのそりゃ美味しかった事、文字では表現できません。
18:30にペトロシアンを出てやっとタクシーを拾ってWinter Garden 劇場 (1636 Broadway at 50th St.)に着いたのは開演5分前でした。ミュージカル「マンマ・ミーヤ!」は、70年代のポップスグループ「ABBA」のヒットナンバー22曲が歌われ、最後は満席の会場が総立ちで拍手を贈る素晴らしいショーでした。

海の宝石キャビア他

ミュージカル「マンマ・ミーヤ!」の看板
つづきは、またあした。


ニューヨークに着きました ③


ブルックリン橋

飛行機は9月2日11:20定刻より10分ほど早くJ.Fケネディー空港に無事着陸しました。入国審査は両手の人差指の指紋採取と写真撮影に5分ほどですみ、税関を通って外にでると外は霧雨でした。迎えの車に乗ってしばらく走ると車窓からマンハッタンの摩天楼が見えてきました。マンハッタン島とブルックリン区を結ぶ米国で最も古い吊橋ブルックリン橋のたもとで写真を撮りました。このブルックリン橋が舞台になった映画が沢山あります。
例えば監督:ジェームズ・マンゴールド/出演:メグ・ライアン、ヒュ-・ジャックマンの[ニューヨークの恋人(KATE&LEOPOLD)]でNYの広告会社で働くキャリア・ウーマン、ケイト(メグ・ライアン)とブルックリン橋に偶然開いてしまったタイム・トンネルを通して19世紀からやって来た、レオポルド(ヒュ-・ジャックマン)と出会うラブコメディーや古くは監督 : ジョン・バダム /出演 : ジョン・トラボルタ の「サタデー・ナイト・フィーバー」です。
St. Regis Hotel  9.11のグランドゼロは、雨が強くなり駐車する場所が無く車窓から黙祷しました。9月2日から4日までアメリカは連休の為に観光客で街は大変混んでいましたのでエンパイヤステート・ビルディングは3時間待ちということでパスしました。宿泊はガイドブックに最高級ホテルにランクされている左写真のホテル セント・レジスSt. Regis Hotel (2E,55th St. at 5th Av.)です。
夕食はロックフェラービルの65階レインボーグリル30 Rockefeller Plaza 65th Floor NY ( bet. 49th Sts. & 50th Sts.)にしましたが残念ながら雨でNYの夜景は見えませんでした。つづきは、またあした。


ニューヨークへの機中で ②


シャンパンを3杯ぐらい飲んだ後に、食事が運ばれて来ました。メニューの洋食View imageと和食View imageを見比べて和食にすることにしました。エコノミークラスのトレーにセットされたのとは大違いで一品ずつ和食器にちゃんと盛られて出て来ます。機内食と言って馬鹿に出来ない美味しさです。食事と一緒に日本酒をいただきました。

エグゼクティブ(ビジネス)クラスの機内食

デザートは、欲張ってフレッシュフルーツと青りんごのムースにコーヒーをいただきました。

デザート

座席のテレビ画面 前のテレビ画面を見ると日付変更線を超えてアラスカ州のアンカレッジ近くを飛行していました。お酒が効いてきたのかエグゼクティブ(ビジネス)クラスの座席のせいかすぐ眠ってしまいしまいました。つづきは、またあした。


いよいよニューヨークへ ①


9月2日12:00成田発JAL006便のマイレージでUPグレードしたビジネスクラスの座席10Cに座り離陸を待っている時、昨年の5月にサンフランシスコへ行った帰りのANA機内でのフライトアテンダントのお姉さんとの会話を想い出していました。
フライトアテンダント:『飲物は何になさいますか?』
私:『シャンパンはありますか?』
フライトアテンダント:『申しわけありません、シャンパンはビジネスクラス以上なんです。次回のビジネスクラスでのご搭乗をお待ちしていますね。』
私:『・・・・・・・・・(沈黙)』
エコノミークラスだから仕方ないか。
飛行機が離陸して水平飛行に移るとフライトアテンダントの方達が忙しく動き始めます。
フライトアテンダント:『飲物は何になさいますか?』
すかさず私:『シャンパンをお願いします。』
冷えていて美味しい。
つづきは、またあした。

グラスでシャンパン


羽黒山表参道2,446段の石段踏破認定書


CIMG0319.JPG

2006年7月1日
表参道羽黒山随神門から石段唯一の下り坂の継子坂を下り、祓川にかかりる赤い神橋を渡って杉木立の中を歩いていくと左手に柿葺(こけらぶき)素木(しらき)造りの国宝羽黒山五重塔が見えてきます。その五重塔を左に廻りこむように歩くと「一の坂」、「二の坂」と階段がつづき、長く急勾配の「二の坂」を登った所に茶店があります。眼下に広がる庄内平野を見て今年も元気に来れた事に感謝しながらところてんを食べて一休み。茶店で羽黒山表参道2,446段の石段踏破認定書をいただく為に住所と名前を申請書に書くと鶴岡市長(昨年までは、羽黒町の町長の署名でしたが平成の大合併で今年から鶴岡市長になりました。)の署名入り認定書がもらえます。茶店からの「三の坂」がまた長く厳しいのです。