パリの話が出たので


「聞き覚えのある曲」のブログでパリの話が出たので2001年パリに行った時の出来事を投稿した文章を紹介します。

記事番号 【No.9】
投稿者: ikuo sato
投稿日時: 01/09/29(土) 12:35:30
タイトル: パリに行ってきたお話
コメント: ちょっとお話をするには時間が経ちましたが、
8月31日から9月4日まで花の都パリに仕事?で行って来ました。
凱旋門の上から見たシャンゼリゼ通り、セーヌ川、エッフェル塔からのパリ、
ルーブルのルイ14世の宝石コレクション、ムール貝、リドのショーと、とても素晴らしかったのですが、
一人でオペラ座の天井のシャガールの絵を見た帰りルーブルの地下鉄駅で電車にとび乗ったらジプシーの子供達に囲まれショルダーバックに手は入るわポケットに手が入るわ一瞬の出来事でしたが、両手で払い腰を振って「ノン」と言ったら子供達はパッと電車を降りた瞬間にドア-が閉まりました。
一人がドア-を抑えて電車が出ないようにしていたのです。
幸いかばんの中はミネラルウオーターと「地球の歩き方パリ」の本しか入れてませんでした、貴重品はズボンの内側に下げてますので何も取られず助かりました。
ホント3泊5日の短い旅行でしたが、おのぼりさんを充分堪能してきました。


聞き覚えのある曲


先月、日本車のTVコマーシャルを何度か見ていて、バックで流れている歌が聞き覚えがあるのですが、どうしても思い出せないでおりました。
ある時、突然あっ「オペラ座の怪人」だ!と思い出したときの嬉しさ、、もやもやとした気持悪さが解消されました。

1999年9月ニューヨークに行った時に、本場のミュージカルを見たくてブロードウエイで上演していた「オペラ座の怪人」を観て、舞台装置の凄さ、キャストの歌の素晴らしさに感激したのを思い出しました。
そのときの感動が忘れられず、2001年9月パリに行ったときに「オペラ座の怪人」の舞台になった、オペラ・ガルニエをどうしても見たくて、一人で見学してきました。
パリのオペラ座は、バスチューユに音響効果の良い新しいオペラ座ができています。バスチューユの新オペラ座で、「蝶々夫人」を観ましたが、オペラ・ガルニエは老朽化しているのでバレーの講演がおもだと聞いています。

パリのオペラ座が1875年、ナポレオン3世の時代にシャルル・ガルニエの手により建築される以前は、セーヌ川沿いの沼地だったそうで、水はけを考えて地下には広大な貯水槽を作ったという事実と、地下の隠れ家に住む怪人とバレエダンサーのロマンスという物語を上手く結びつけたものだと感心いたしました。

1月12日から劇団四季による「オペラ座の怪人」の東京講演が開幕しました。
そして1月29日より映画「オペラ座の怪人」がロードショーされます。
映画の「オペラ座の怪人」を観ようと思っています。

それにしても、コマーシャルのバックに今話題の「オペラ座の怪人」の音楽を、さり気なく使うあたり自動車メーカーの凄さには驚きます。

写真は、「オペラ・ガルニエ」の内部、「オペラ座の怪人」にも出てくる大シャンデリアとシャガールの天井画です

MVC-049S.jpg


心地よい疲れ


昨日から降っていた雪が気になっていたのでしょうか、今朝5:30頃に目が覚めてしまいました。外が明るくなってきた6:30頃から電動除雪機を使って雪かきを始めましたが、湿って重たい雪に何度も雪の排除口がふさがってしまい往生し、労力と時間が倍かかりました。

13:00から、全国のタウン誌が集まっての会議が、紅陽グランドホテルで行なわれ、その時に『地元シニア誌に期待するもの』という演題で講演を依頼されていました。
普段から思っている「シニア=お年寄り」と言うくくりで考えて欲しくない事など言いたい放題言ってしまいました。約40分の講演後、質疑応答に20分。

雪かきと講演、どちらも疲れましたが心地よさが残りました。


遠方より友来たるⅡ


1月3日に訪ねてきたT君が、何の連絡も無くひょっこり現れました。メールでやり取りをしていても、来仙するなんて一言も書いていなかったものですから、彼を見た時なにか、異次元空間に入ったような錯覚を感じました。
『兄貴の還暦のお祝いが秋保温泉であっからや、来たんだっちゃ。この間ご馳走になったから、これ!』とイチゴ大福を置いてサッサと帰ってしまいました。おまけに帰り際、『HP時々見てっからや、心して書けよ!』と一言残していきました。
大学を出てからずーっと東京暮らしの彼ですが、気を許しているのか仙台弁で喋っていました。


雪の中の御来店


12月11日投稿の【暖冬でしょうか?】で「12月も中旬になってきましたが、今年はまだ雪が降っていません。いつもの年は、・・・・・・。」と書きましたが、年末の29日、31日と積雪、元旦から雪かきでした。
今年に入っても何度か積雪がありました。今日も昨夜から降り始めた雪が日中は、みぞれになりましたが夕方から深深と降り始めました。

今日のような悪天候の日にお客様に御来店戴くと、普段に増して感謝の気持で一杯になります。
福島県いわき市からもおいで頂きました。雪の中、遠くからの御来店、本当にありがとうございます。

050116_1549~02.jpg


シルバーリングのサイズ直し


写真左のトルコ石と獣の爪が付いたシルバーリングを18番から15番にするサイズ直しの依頼がありました。職人に相談すると、シルバーは全体を過熱しないとロウ付けが出来ないから、石がセッティングされているリングは、石を外さないと出来ないという事でした。
写真からお分かりのように、トルコ石と獣の爪を外すのは難しいのでサイズ直しが出来ませんとお断りするのは簡単です。しかしフリーサイズにすれば熱を加えないのでサイズ直しが出来る事をお客様にご提案いたしました。そして出来上がったのが写真右に成ります。加工費用は、¥2,100で済みました。

シルバーリングをお持ちでサイズが合わなくて困っている方がなんと多いことでしょう。
そして、ほとんどの方が何件も宝石店をまわって断られて当店においでになります。
インタージェムは出来る限りその方たちのご要望にお応えして、その方たちの思い出を大切にしてあげたいと思います。

MVC-102S.jpg


どんと祭Ⅱ


昨日、会社を出たのが20:00、自宅に戻って正月飾りを持って娘と愛宕神社へ行きました。愛宕神社は、広瀬川沿いの海抜80m位の小高い山の上に鎮座しています。急な石段を上がるのがちょっと大変でしたが一気に上がりました。
頂上近くの鳥居をくぐると境内では、御神火が赤々とした炎を立ち上げており、周りに人だかりが出来ていました。私達も、御神火に正月飾りを投げ込み、心身を清め、一年間無病息災・家内安全の加護を得ようと御神火にあたりました。
本殿に参拝し、くまで、破魔矢、おみくじを買いましたが、おみくじは小吉でした。
今年も良い年でありますように。

050114_2100~01.jpg


どんと祭


16:30頃外出しましたら、国宝大崎八幡神社に向かう裸参りの行列に何組も出会いました。今日は、仙台ではどんと祭(松焚祭:正月飾りや古神札等を焼納する正月送りの行事)、特に大崎八幡神社のどんと祭は日本でも最大級の為、TVで全国に放映されます。昨日より幾分温かいのですが外気温は3℃、寒そうでした。

以前は、仕事が終ってから大崎八幡神社に行っていたのですが、人出が多く「御神火」から本殿にたどり着くまで1時間以上掛かってしまい、家に帰ってくるのが夜中の12時ごろになってしまいます。そんな訳でここ数年は、自宅近くの愛宕神社に詣でています。

050114_1558~01.jpg


ブログの応用


オーナーズノートをブログにして一ヶ月が過ぎました。ブログの使い勝手の良さにすっかり、はまってしまった感があります。
この使い勝手のよさを商品の紹介に応用できないか考え、リングファクトリーの岩崎さんに相談して出来上がったのがエンゲージリングの中のセミオーダーエンゲージリングのページです。.
セミオーダーエンゲージリング」の下に HOME/エターナルコーディネート/お客様の声/カナディアンダイヤモンド/クロスフォーダイヤモンド/ダイヤモンドの4C/プレゼント/ギフトケース/へのリンクを貼りましたので単独のページにならずにエンゲージリングとしての関連性がでました。
ブログにとって必要なトラックバック、コメント投稿、アーカイブを取り去り、カテゴリーを上に持ってきましたので希望の商品が検索しやすくなりました。
商品紹介は営業の佐藤が担当し、商品のイメージがお客様に伝わるように写真を多用してUPしています。出来上がった商品紹介をみて、若い人の感性、感覚の良さに舌を巻いてしまいます。
商品UPが常に更新されて、HP本来の姿になってきました。
近いうちに、色石商品もブログ形式でページを作ろうと思っていますのでお楽しみに。


宝石の情報開示Ⅱ


一昨日、鑑定書と一緒にダイヤモンド1.05カラットの入っているプラチナのペンダントを持ち込まれ、リングに作り替えたいとのご依頼で男性がお一人で御来店いただきました。
ダイヤモンドを顕微鏡で見ましたら、クリスタル・インクルージョン(結晶内包物)がありましたので、お客様にご確認いただいてお預かりいたしました。
鑑定書を見せて頂きましたら、クラリティ(ダイヤモンドの4Cを参照)がVS1と表記してありました。でも鑑定書にはプロット画(ダイヤモンドの内包物の種類と位置をダイヤモンドの正面図と背面図に示す)がありませんでしたから、お客様は顕微鏡を覗いてはじめてお持ちのダイヤモンドのクラリティの内容を知ったのだと思います。

日本の宝石鑑定機関で発行している鑑定書は、一部の鑑定機関を除いてダイヤモンドの写真は付いていますがプロット画はありません。写真では、そのダイヤモンドの内包物の種類や位置まではわかりません。
以前ある鑑定機関の方に『なぜ、プロット画を鑑定書に書かないのですか』とお聞きしましたら『メーカー、卸商の方から鑑定書に内包物が書かれあると小売店がダイヤモンドを売り難くなるからプロット画のない鑑定書を発行して欲しいとの要望だったのです。鑑定をする時は、プロットした下書きをしますからプロット画のある鑑定書の希望があれば発行出来るのですが、そういう依頼はほとんどありませんね。』という答えが返ってきました。

私がGIA(米国宝石学会)で学んだダイヤモンドの鑑定は、プロットをしてクラリティを決めておりました。GIAやAGSL(American Gem Society Laboratories)のダイヤモンド・グレーディング・レポート(ダイヤモンド鑑定書)には、必ずプロット画があります。インタージェムでも1990年頃まで自店でプロット画のある鑑定書を発行しておりました。しかし私が40歳になった1989年頃から遠視(老眼)の兆候が出始めたので、鑑定書の発行をやめました。最初大手の鑑別機関C社にお願いしたのですが、鑑定書にGIA G.G.のダブルチェック署名と、プロット画が無いので、AGTに変えてGIA G.G.のダブルチェック署名と、プロット画のある鑑定書をお付けしております。

ダイヤモンドは、二つと同じ物がありません。鑑定書のプロット画によって顕微鏡でダイヤモンドの内包物の種類と位置を確認する事でその鑑定書との同一性がはかれます。しかしプロット画が無いということは、鑑定書とダイヤモンドが同一で無いかもしれないと、お客様に不安を抱かせてしまうのではないでしょうか。

インタージェムのポリシーは、宝石の情報開示でも述べておりますが、正しい情報をお客様にお伝えする義務と責任があると思っております。

009.jpg