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荒川静香選手のダイヤモンド・ピアス


昨日、トリノ冬季オリンピック女子フィギュアスケートで金メダルを取った荒川静香選手が仙台に凱旋しました。パレードに73,000人が詰め掛けて祝福。残念ながら私は見にいけませんでしたが地元出身の選手が活躍した事はこの上ない喜びです。
荒川選手のトリノでの演技がTVから何度も放映されていますので、お母様から贈られたというスリーストーンのダイヤモンド・ピアスに当然観衆が注目した事と思います。両親思いの荒川選手の人柄がしのばれますね。
このダイヤモンド・ピアス(0.6ct.)がR社で40数万と聞いています。ところがオリンピックが終わってまもなく3社から「荒川選手タイプ」とか「イナバウアータイプ」と言ってFAXが届き驚いた事に1/4以下の販売価格です。当然ダイヤの質は推して知るべしと思います。低品質のコピー商品が多数出回り、何も知らない消費者が同じと思って買ってしまうのは悲しむべき事で、同業者として恥ずかしい思いでいっぱいです。


初体験:カードを使ってバスに乗る


昨日、外食をした時にワインを飲んだので車を置いてきましたから今朝は、自宅から地下鉄の愛宕橋まで歩こうと家を出てました。
坂を下りて10分程でバス通りに出てから歩き出してバス停の所で丁度バスが来たので乗り込みました。今までは、赤い箱の整理券を取って降りる時に現金で運賃を払っていました。今日は、地下鉄と共通のカードを持っていたものですから、それを使おうと緑の箱にカードを入れようとしたら取り出し口で入りません。当たり前なのです初めての事ですから、カードが逆に入れたのかと慌てていたら、差込口からも入りません。
乗り合わせて方が、親切にというか見かねて『降りる所でどこから乗ったと言えば大丈夫ですよ。』と教えてくれて安心しました。汗が出てくるし恥ずかしいやらで早く会社近くの目的地までバスが着いてくれと願っていました。
とは言うものの、失敗もブログのネタにしてしまい写真まで撮っている私でした。

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お客様からお客様をご紹介頂きました


夕方6時頃にご来店頂いたカップルがマリッジリングを決めていただきました。
スタッフが接客をしていて、『志津川の後藤さんですね。』という声が聞こえましたので私も一緒にお話の輪に入らせてもらいますと、2004年10月7日のブログ「5ヶ月ぶりの気仙沼出張」でご紹介した鮨処えんどうの若旦那でした。
歌津の鮨処えんどうにお寄りして食事をした時に、料理長の後藤さんから『お店の息子さんにインタージェムさんを紹介しておきました。』と言われておりました。
半年以上も前のことでしたから、どこかのお店でお求めになりインタージェムにはご来店頂けなかったのだろうなぁと思っておりました。お二人でご来店頂けたのは、ご紹介して下さった後藤さんに信用があっからこそだと思い、感謝をせずにいられませんでした。
インタージェムが30年も続けてこれたのは、このようなお客様達のおかげだと思います。これからもお客様の信頼を裏切らないように真面目に一所懸命、宝石の素晴らしさをお伝えして行きたいとあらためて心に誓いました。
若旦那は、津谷店なので今度気仙沼に行った時にお寄りしようと思っています。

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スウィート・テンのリングをインタージェムで!


昨日(2月18日)、2月10日にUPしたブログ「嬉しさのあまり深酒をしてしまいました」でお話した刑事のSさんがご家族でご来店くださいました。奥様をご紹介頂き、先日は深夜までお付合いをさせてしまったお詫びなどをしながら談笑していましたら、『今日が結婚10周年の記念日なので、佐藤さんのお店で記念のスウィート・テンのリングを購入したいと思って来ました。2ヶ月間いろいろ捜査に協力していただいて、豊富な知識と経験をお持ちだという事が良く分かりました。やっぱり宝石を買うなら信頼できるお店で安心して買いたい。』と言われ驚きました。
自分の知識や経験が少しでもお役に立てばと思って協力しただけなので、まさかSさんがお客様としていらして下さるとは思ってもいませんでした。そのように思って下さったお気持ちが嬉しくて胸がジーンと熱くなりました。


嬉しさのあまり深酒をしてしまいました


昨夜は、M署のSさんとOさん二人の刑事さんとアンブロジアで会食?
昨年12月から、宝石が絡んだ事件の捜査協力をしていていて事件解決。
詳しい事は時期が来ましたらお話をするとして、私が宝石に携わってきた
36年間の経験が事件を解決したのですからそれはもう嬉しかったです。
事件が解決したら割勘で飲みましょうと約束していたことが昨夜でした。
Sさんは38歳Oさんは28歳の若さですから、会食?の意味は
食事と一緒に飲んだお酒の量です。
シャンパンを1.5本と赤ワイン1.5本に白ワインを1本空けてからもう一軒と
いうことで行ったお店で、ブランデーを2本空けて家に帰ったのは午前様でした。
よせば良いのに私も若い者に負けていられるものかと飲みましたから、
きょうは15:00頃まで本調子ではありませんでした。
『年なんだから無理しないで!』といわれそうです


スランプ


大学時代、射撃部を立ち上げて4学年の6月まで主将を務めてきました。
3学年の9月頃からスランプになり、意を決して厳寒の京都に行きました。
その時に偶然立ち寄った京都紫野の大徳寺大仙院で尾関宗園和尚が
私に『お茶でも飲みませんか』と声をかけて下さいました。
京都に来た理由をお話しすると、主将の役割りのなんたるかを教えて頂き、
それまで部員に負けまいと記録ばかり気にしていた自分に気づきました。
経営者になったいまもその当時を思い出し行動の指針にしています。

インターネットで尾関宗園和尚の説法を読むことが出来ます。


コンプライアンス(法令遵守)


友人と昼食を共にした時に彼が『ホテル東横インが建築確認後の改造で社会問題になっていますが、以前の郁雄さんのブログでホテル東横インを褒めてましたがどうするんですか?』と質問されました。
彼が私のブログの愛読者である事があらためて分かり嬉しくなりましたが、質問の意味は昨年10月15日に書いた「甲府2日目‐ピクウェ工房訪問」でホテル東横インの料金が安くサービスが良かったと書いたことについてブログを削除するのか、訂正するのかという事を聞いているのだと思います。一宿泊客が今回の改造について知る由もありませんし、その時に感じた事を書いたままですから今回の事で書き変えたり削除したりはしないつもりです。ホテル東横インは、早く全てを適法な状態に戻し、今迄どおり顧客満足度を上げる事に尚一層努力されたら良いと思います。

10年ほど前になりますが、ニューヨークのプラザホテルで極東マネージャーのOさんに講演をして頂いた時のお話を思い出しました。プラザホテルでは、お年寄りも含めてお身体がご不自由な方が最優先で数部屋を改装してあり、それがアメリカのホテルでは当然な事で、もし無作法があったらそれこそ社会的に制裁を受け、ホテルとしては致命傷になると言っておりました。
日本でも、1990年代後半から「企業のコンプライアンス(法令遵守)」といわれて久しいのに、我が身と思わない企業がまだまだ多いのには残念でなりません。

宝石業界も法令の有る無しにかかわらず社団法人日本ジュエリー協会(JJA)と宝石鑑別団体協議会(AGL)で決めた「宝石もしくは装飾用に供される物質の定義および命名法に関する規定」を守り消費者保護と信頼のためにも宝石の情報開示をしていかなければならないと感じております。


『いまです!』


昨日、駅前のしゃぶしゃぶのお店で食べ放題飲み放題の新年会がありました。
支配人らしい人に麦焼酎のお湯割りを頼み、二杯目も担当してくれている若い男の子に同じもので注文しましたら、飲み放題に麦焼酎は含まれていないのでお店指定の焼酎で良いかと聞かれたので『良いけど最初に言われなかったよ。』と柔らかく言うと、その子は奥に行き注文表を見てきて『取り消しておきました。』とにっこりと笑って言いました。その子の対応に感心しましたし、またここを使ってあげようと思いました。

この話と似ているのですが、ホテルニューオータニのセールスマネージャーに「ホテルの接客」について講演をして頂いたときの話です。ある大手会社の役員をしておられるお客様が、必ず同じ航空会社を指定されるので『どうしてですか?』とお聞きしたそうです。
そうしましたら、そのお客様が言うには、まだ若い頃に出張で上司と飛行機に乗った時の事、機内の毛布がとても欲しくなって上司の目を盗んでそっとカバンにしまおうとしたら背後にスチュワーデスがいたそうです。
その男性は体中の血が引くように感じ、となりに上司もいるしどうしようかと思ったその時、スチュワーデスが『いまです!』と小さな声で言ったのだそうです。
それ以来どんな事があっても、その航空会社を指定するのだそうです。

しゃぶしゃぶ店の若い子もスチュワーデスも、ほんの少し会社に損をさせたかもしれませんが、その位の裁量は問題ないでしょう。それよりも、お客様の心を捕らえる機転の良さと対応の素晴らしいさに感心いたしました。


卵のデッサン20個


GIA G.Gを取得してからGIAのジュエリーデザインコースに入って勉強しました。
最初は色々な造形物をデッサンさせられ、色々な花を20本描きなさい、卵を
20個色々な角度から光をあてて描きなさいとか毎日課題を出されました。
それまで本格的に絵を描く事を学んだわけでありませんでしたから、ついて
いけるだろうかと心配でした。
卵を20個描いて提出した時に先生に褒めて頂いたのが励みになりました。
構図やデザインする事が好きでしたからとても楽しく学びました。
第1回ジョージ・シュッツ ジュエリーデザインコンテスト特選受賞も、
一所懸命勉強した結果なのだと思います。

その当時のデザイン帳が出てきたので見たら卵を描いたページにVery Good Sato!と先生のサインが書いてありました。

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謙虚に、そして礼儀正しく


「人は得意な分野で失敗をする」と聞いたことがあります。
何事も初めは緊張し注意深く進めますが、慣れてくると緊張感が欠如して
つい油断をし、「これぐらい大丈夫だろう、大丈夫だ、大丈夫だった!」となり
そういう事の積み重ねが善悪の判断を麻痺させてしまうと思うのです。
その結果、IT企業L社による証券取引法違反や耐震強度偽装などの法を
犯したり、最近のJRの大事故などがおこったりするのではないでしょうか。

「人は得意な分野で失敗をする」を肝に銘じ、自戒の念を込めて
「驕らず、謙虚に、そして礼儀正しく」ありたいと思います。